ソーシャル・ネットワーク
ソーシャル・ネットワークを鑑賞しました。
私はMixi→Facebook世代なのでザッカーバーグがいかにしてFacebookを作り上げたかというこの映画の内容はとても興味深いものでした。
IT社会というものが到来し、ラップトップ一台あればなんでも作り出せるような気がしてしまうこの世の中ですが、
かくいう私もあれこれ妄想したことはあります。
この映画がどれだけ事実に基づいているのかわかりませんが、やはりFacebookのような化け物級のサービスを作るのは彼のような化け物なのだなと思わせる作品でした。
しかし、その発端となる感情はとても単純で、自分を振った女の子を振り向かせたいというものでした。
物語は彼が2者から訴えられている場面と様々な回想で構築されています。
そんな事実があったことすら知りませんでした。
レヴェナント
レヴェナントを鑑賞しました。
舞台は西部開拓時代のアメリカ。
レオナルド・ディカプリオ演じる主人公グラスの人生を切り取った作品です。
シナリオアウトラインは「レオ様、超サバイバル。」です。
ディカプリオがグリズリー(でかいクマ)に襲われる迫真のシーンは一度はCMで見かけたことがあるのではないでしょうか。
そのシーンが独り歩きしていますが、全ての事の発端といっても過言ではないあのシーン。
クマとの格闘から凄まじいサバイバルが始まります。
原作は小説ですが、実在のハンターの半生をまとめたものです。
つまりこの映画はノンフィクション!(に基づいているのです。)
実際はかなり脚色があるようですが、それをググるのは鑑賞後にしてくださいね。
人間は強い。
この映画を見ると、書類で指を切って「いて☆」とか言ってるのがバカバカしくなります。
と同時に、人体のタフさを感じ、ちょっとやそっとじゃ死なねえなと、思うのです。
結構いろんな思想や社会背景も詰まっているようなので、ボーッと見てたら置いていかれますが、大筋はサバイバルスキルに度肝を抜かれる映画です。
ストレス社会で揉まれて落ち込んでいるそこのあなた!
この映画を見たら強く生きようと思うかもしれないですよ。
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日を鑑賞しました。
なんとなくストーリーに馴染める気がしなくて鑑賞せずそっとしておいたのですが、思い立って鑑賞したら、今年最初の衝撃作でした。
シナリオアウトラインは「僕とトラ、漂流。」です。
はじめはなぜトラと漂流することになったか、を丁寧に描写するのでちょっと冗長です。
しかし、そこでパイのパソナリティ、パイの周りの環境、家族についてをちゃんと知っておく必要があります。
そして物語は漂流から無事帰ったパイへ、小説家がインタビューをするシーンで始まります。
作品全体を通して、綺麗なCGで幻想的な世界を描いています。
なんだか現実感がないなあ、と思うはずです。
そして映画を見進めるにつれ、これはファンタジーなのかな?と思い始めるはずです。
最後まで見た結果、きっとあなたは深く考え込み、ストーリーに思いを馳せます。
グレイテストショーマン
かなり今更、グレイテストショーマンを鑑賞しました。
超評価の高い映画ですね。だからこそチェックが遅れました。
このストーリーをどうまとめれば良いのでしょうか。
私なりのシナリオアウトラインは「ショーマン、成長する。」です。
基本的なストーリーはヒュー・ジャックマン演じるショーマン(なんというか、イベンターのようなひと)と彼が集めた変人の集まり(当時の差別や身体的ディスアドバンテージを背負ったような人も含める)のサーカスで進行します。
それと全く対象な完璧な美貌と完璧な歌声を持ったオペラ歌手(レベッカ・フォーガソン)が現れ、ストーリーは動きます。
パディントン
パディントンを鑑賞しました。
ピーターラビットの時も思いましたが、イギリスはこういった映画を作るのがあまり得意ではなさそうです。
そもそももあまり期待せずに鑑賞しましたが、予想以下の仕上がりでした。
パディントンファンの方、すみません。
シナリオアウトラインは「喋るクマ、イギリスへ。」です。
原作の話も全く知りません。
CGで作られたパディントンは原作そっくりですが、逆にクマらしくないです。
そうなるともはやモンスターです。
何とも分からない毛の生えた生き物がイギリスにきて喋りながらトラブルを起こします。
そしてまたパディントンの図々しいこと図々しいこと。
日本人の私の思考回路ではどうしても理解できないクマの心理がこの映画を楽しむのをかなり邪魔しました。
ピーターラビットの時とかなり似た感情です。
ストーリーもかなり雑で、脈絡のようなものも感じられなかったので、この手の作品では初めて星1をつけました。
特に好きなところもなく、気になるところもなく、シンプルに駄作です。
相当なパディントン好きでもなければチェックする必要はないかもしれません。
2が製作されたのが意外すぎます。
ボス・ベイビー
ボス・ベイビーを鑑賞しました。
ムロツヨシが吹き替えをしており、普段なら絶対に字幕版を選びましたが、吹き替え版で鑑賞してみました。
シナリオアウトラインは「中身は大人な赤ちゃんと世界を救う」です。
まず、吹き替え版を選んだのは失敗でした。
ほぼ全員が棒読みで、作品の良さが30%くらいに薄まった印象です。
もしこれから鑑賞しようと思っている方には字幕版を選ぶことを推奨します。
基本的にはボスベイビーがかわいい映画です。
そして、わかりやすい目標に向かってストーリーが進行していくので、途中で迷子になる危険性もありません。
オマージュもいくつかあるので楽しく観られると思います。
LOOPER
LOOPERを鑑賞しました。
その名の通りループものです。
主人公の未来役にブルース・ウィリス、現在役にジョセフ・ゴードン=レヴィットで、かなりアツいキャスティングです。
どちらもかなり好きなので私得な映画ですが、設定はかなり粗め。
割とパラドクスをないがしろにしたシナリオですが、そういう設定だと割り切ればストーリーは分かりやすく、結末まで疑問なく鑑賞できます。
時系列の違う同一人物を演じるということで、レヴィットをブルースに似せて撮影したようです。
確かに見ながら「ジョセフこんな顔だったかな、別の人かな」と思っていました。
創作では同一人物や家族の顔が違いすぎて違和感を覚えることが多いですが、ここまでこだわってくれると気持ちいいですね。