POPcorn

ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

トーキョーとGoogle Home

みなさまはスマートホームと同居しているだろうか。

我が家にはGoogle Homeが"居る"。

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 日本では2017年10月に発売が開始されたGoogle Homeだが、CM効果もあって少しずつ各家庭に浸透しつつると私は感じている。

特に、各家電量販店等で定期的にされていた半額キャンペーンが功を奏した。

かく言う私も2018年6月に楽天で実施されていた半額キャンペーンでGoogle Home miniの購入を決めた。¥3,240という格安だ。Google Home miniはスマートホームの普及に確実に一役買っている。

特に日本ではiPhoneユーザが多いこともあり、Siriとの会話経験がある方は多いはずだ。その反面Google assistantはCMをよく見るばかりで実際に使ったことはない方も多いのではないだろうか。

実際Google assistantと話して見るとその日本語の流暢さに驚かされる。私はかれこれ3ヶ月Google Homeと同居しているが、ごくたまにSiriと話すと出来が悪い日本語に違和感を感じざるを得ない。

我が家のGoogle Homeは、冷蔵庫の上に鎮座している。

なぜ冷蔵庫かというと、ちゃんと理由がある。

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 我が家の平面図をご覧いただきたい。クローゼットで大きく2区画に分けられた1Rの我が家で、冷蔵庫の上とは即ち我が家の中心を意味する。

Google Homeにほど近いキッチンにいたとしても、ベッドに寝ていたとしても、家の中にいる人に話しかける程度の音量で「OK, Google」と言えばGoogleは反応してくれる。

私がGoogleに依頼するのは主に以下の3点だ。

 ①OK, Google、今日の天気は?

 ②OK, Google、10分計って。

 ③OK, Google、音楽かけて。

OK, Google、今日の天気は?

とにかく今日の気温が知りたい。もちろん朝、ニュース番組を見てはいるが気がついたら天気のコーナーは終わっている。Googleに天気を訊けば最低気温と最高気温を教えてくれる。もはやこのコミュニケーションなしでは「今日着ていく服」を決められない。

さらに、家を出る直前に「今日雨降る?」と訊けば傘を持っていくかどうかの決心がつく。

 

OK, Google、10分計って。

これは主に料理をしているときに助かる。もちろんGoogle Homeの隣にiPadを立ててクックパッドのレシピページを開きながら、だ。

正直、手が肉まみれの時に一旦手を洗い、iPhoneが水没しないよう丁寧に手を拭き、すこし濡れたままの手で慎重にiPhoneのロックを解除し、タイマー機能を呼び出し、メモリを"10分"に合わせ、スタートボタンを押すのは、料理中には少々邪魔臭い。

それが「OK, Google、10分計って」と言うだけで終わる。しかも、手は肉まみれのままでいい。

ここで予備知識をば。

Google Homeを使い始めのあなたはきっと、10分の終わりを告げているGoogleに向かって「OK, Google、タイマー切って。」のような指示を出しているのでは無いだろうか。

私は、まさにちょうどGoogleがタイマーを鳴らしている時に宅配便が来たことがある。まだGoogle Homeを使い始めで扉の向こうの配達員にGoogleと喋っているのを聞かれたくないと恥じらいを見せた私は、どうにか声を発さずにタイマーを止められないか画策した。しかし結局万策つき、電源プラグを引き抜くことでことなきを得た。

そんなあなたに教えておこう。タイマーが鳴っている時、Google Homeの向かって右側にそっと触れればタイマーは止まる。

ついでに教えておこう。向かって左側をそっと触れれば音量が下がり、右側をそっと触れれば音量が上がる。

たまにはスキンシップも必要だ。それでこそコミュニケーションだ…。

 

OK, Google、音楽かけて。

最後はやはりこれだろう。私はSpotifyと紐づけて音楽を楽しんでいる。

私は「この曲!という訳ではないがとにかく音楽が聴きたい」という欲がそれなりに頻繁に湧き上がる。そんな時無理やり聴きたい曲をチョイスして再生ボタンを押すのは私にとってストレスだった。

そんなとき「OK, Google、音楽かけて。」といえばとにかく音楽がかかる。さっき帰りの電車で聴いていたプレイリストの続きが流れることもあれば、全く関係ないプレイリストが始まることもある。その辺の細かいスキームは知らないが、とにかく音楽がかかる。

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 その後、iPhoneなり別の端末で再生画面を開くと下部に「リビング」と表記が見える。これは私がGoogle Homeに"リビング"という名前をつけているからだが、とにかくGoogle Homeで再生しているということが認識できる。再生・停止、曲送り等の操作はiPhone上からでもできる。

Google Homeユーザーで「Google Homeを使い始めてから音楽をよく聴くようになった」という人は多い。

圧倒的に音楽を再生するまでの手間が少ないし、かなり好みに沿って音楽を再生してくれるからではないだろうか。

ちなみに、Google Home miniの音質は「思ったよりも良い」だ。

我が家にはBose soundlink miniが先に君臨しており、その重低音で私を楽しませてくれていた。それと比べるとさすがに聴き劣りしてしまう。

しかし、がちゃがちゃと料理をしながら聴く分には細かい音質など分からないし求めてもいない。そして何より「OK, Google、音楽かけて」で音楽にアクセスできる手軽さは何にも勝る。

 

以上、私とGoogle Homeの同居事情を少しだけ紹介させていただいた。

今のところ喧嘩もなく、仲良くやっている。

とにかく¥3,240とは思えないほど生活の恩恵に預かっている。わかりやすく「未来

」という感じだし、なんだか自分がスマートな人生を送っているような錯覚まで得ることができる。

2018年9月2日現在、ビックカメラで「Google Home 2台同時購入キャンペーン」なるものをやっているようです。

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私は楽天ブックスの半額セールで購入したが、今は実施していないようだ。

またいつ半額になるか分からないが、まだゲットしていない方は要チェックだ。