キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを鑑賞した。
Catch me in the ryeみたいなタイトルですね。名作です。
レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスという時点でお察しですが、名作です。
実在する伝説の詐欺師、フランク・W・アバグネイルを主人公にしたストーリーです。
パッケージを見たことのある方も多いのではないでしょうか。
痛快という言葉にふさわしい映画です。
シナリオのアウトラインは「器用な青年が詐欺と変装で大金持ちになるが…」です。
フランクは16歳という若さで詐欺師の才能の頭角を現し始めます。
父親も口の立つ実業家で文房具店を経営しています。
物語冒頭で父親の話すねずみの話がキーポイントで引用されます。
「二匹のネズミがクリームの入ったバケツに落ちた。一匹目は始めはもがいていたが諦めて溺れてしまった。二匹目は諦めずにもがき続けた。するとバケツのクリームはバターになり、ねずみは逃げ出すことができた。私は二匹目のねずみだ。」
お気に入りの節です。校長や上司が言ってたら「へえ」で済ませそうですが、映画で聴くとなんか心に残ってしまいます。
賢いということは何よりも社会を生き抜く武器となりますね。
その場の機転や、状況を読み解く推理力。私もこんなに賢く生まれたかったです。
1960年当時はITも発達していませんでしたし、賢い人間はいくらでも人を出し抜いて出世していける世の中だったのでしょうか。
現代社会では通用しないだろうなという場面もちらほらありますが、アメリカンドリームとしてはとてもよくできたお話です。
特にラストシーンは熱い展開ですね。ニヤリとしてしまいました。
キーワードは「ねずみ」でいかがですか。
私も二匹目のねずみになりたいものです。
サラリーマンとして小銭稼ぎをしている諸君、ぜひ見てはいかがでしょうか。
一発大きくお金稼ぎをしたくなります。どうぞ。