アイ・アム・サム
原題:i am sam
非常にデリケートなテーマを扱った作品ですね。
シナリオのアウトラインは「知的障害を持つパパ、娘が大好き」です。
日本でも時折製作されるテーマ。
あまり好きな方ではありませんが、うまく描けていると思います。
純粋な彼だからこそ表現できることがあります。圧倒的に生活する上ではハンディキャップとなるが、小難しい損得勘定や世間体などを取っ払って「好き!」とか「嫌い!」とかだけで物事を考えれば自ずと彼と同じような行動を取れるはず。
父親役ショーン・ペンの活躍もひとしおですが、娘役ダコタ・ファニングが可愛い可愛い。
ダコタちゃんはその後宇宙戦争やトワイライトでその可愛さを遺憾無く発揮しています。
現実はこううまくいくのかわかりませんが、愛とは偉大だなと感じさせる作品です。
途中では微笑みながら泣いてしまうような場面もあります。ハンカチのご用意を。
ここが好き
「そりゃそうだよサム!」と「よかったねサム!」のいい塩梅。
ただただハッピーにはさせない、でも救いがある。
ドキドキしながら見ることができます。
これまた"アカデミー賞!"って感じの作品です。
ほんわかした気分になりたい方、どうぞ。