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ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)を鑑賞した。
ハリーポッターシリーズに関しては酷く鑑賞の歩みが遅い私だが、新シリーズも1作目の鑑賞まで2年かかってしまった。
直接全シリーズとの関わりが有るわけではないが、J・K・ローリングの執筆した原作に基づいた作品だ。
ハリー・ポッターシリーズは徹底してロンドンとホグワーツを舞台にしていたが、今回はいきなりアメリカへ向かう。
アメリカでは魔法使いでないただの人間をマグルではなくノン・マジと呼ぶらしい。
シナリオアウトラインは「魔法生物学者、闇っぽい存在を倒す in America」です。
オブスキュラスという人間の闇の結晶みたいな存在と戦ったりしますが、これがAll You Need Is Kill(Edge of Tomorrow)のギタイ(Mimics)とそっくり。

主演はリリーの全てで名を馳せたエディ・レッドメイン

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ハリーポッターシリーズと大きく異なる点は魔法学校でのシーンが全くないというところだ。
おなじみの3人はもちろん、共通のキャラクターは一切出演しない。
世界線を共有しているだけの全くの別ストーリーだ。
今回は「魔法生物」というキャッチーな存在を設け、ティムバートン作品のような印象になっている。
また、アメリカが舞台といってもセントラルパークや自由の女神が出てくるわけではなく、ただ設定としてアメリカが舞台なだけだ。現地をよく知る人ならば分かる場所があるのだろうか。如何せん時代設定が少し昔なので私にはアメリカ感はなかった。

ここがきになる

人によってはハリーポッターの世界観がまた観られて嬉しい!作品かもしれないが、あえて批判をすると、全シリーズと比べてワクワク感が大きく損なわれてしまった。
戦ってるのが子供達ではないからだろうか。可愛い頃から親のような目線で観ていたダニエルラドクリフが出ていないからだろうか。
とにかく、「がんばれー!」とか「負けるなー!」みたいな気持ちは一切なくなってしまった。
こちらも続編ができるほどの人気なので好きな人は好きなのだろう。

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キーワードは「ジョニーデップ」。
全く別作品としてみれば面白いので、ハリーポッターロスな方はご鑑賞してはいかがだろう。