シング・ストリート
Sing Streetを鑑賞した。
何気なしに見始めたが、簡単にまとめると「超よかった」。
シナリオアウトラインは「夢見るティーンエージャー」です。
小説のような映画でした。
舞台は80年代、不況の中ロンドンを夢みるダブリン。
主人公は転校生のコナー。特にこれと言って特徴もない少年です。
人によってはシナリオ展開を嫌う方もいるかもしれません。何もかも唐突だし、好都合だし、夢のようです。
しかし、ティーンエージャーのダサさとかっこよさ、なんでもできると思い込んでいて、方向も定めずとにかくスタートダッシュを切ったり、目指すものがコロコロと変わったり、そんな様子をダイレクトでなく描写しています。
なんかみんなダサいのに、なんかみんなかっこいいんですよね。
音楽もとても合っています。コナーの歌も微妙かと思いきや、なんか良い。
ここが好き
マークマッケンナ演じるエイモンが好き。
野暮にあれこれ語る映画ではないですね。
音楽が良いので友達と片手間に観ながら話したりするのも良いかもしれません。
全くノーマークの作品でしたが久々にお気に入りの映画が増えました。
キーワードは「うさぎ」。
若い頃の無茶を思い出したいそこの疲れたサラリーマン!
これでも観て、泣け!