POPcorn

ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

ハクソー・リッジ

ハクソー・リッジを鑑賞しました。
主人公ドスを演じたのはアメイジングスパイダーマンでお馴染みのアンドリュー・ガーフィールド
まったく予習なしに見たのでかなり衝撃を受ける部分もありました。
シナリオアウトラインは「銃を持たない兵士、仲間を助けまくる!!!」です。

まず、CMや予告編であまり強調されていないので、これを知らずに見始める方も多いようですが、この映画の舞台は"第二次世界大戦時の沖縄戦"です。
つまり、主人公属するアメリカ軍が戦っているのは日本兵たちです。
これを知らずに見始めたので、多少ショッキングではありました。
ショッキングというより、かなり複雑な気持ちで鑑賞することになりました。
映画として鑑賞するならばもちろん「ドス頑張れー!」という気持ちなのですが、戦う相手、殺す相手が日本人です。
しかし、この映画は事実に基づいてはいるもののかなり脚色がされているようです。

f:id:tbgon0:20190108185211p:plain

こちらのブログで詳しく解説がされています。

要するに、ひとつのフィクションとして、エンタテインメントとして見る分には単なる戦争映画です。
思う存分ドスを応援してあげて下さい。

ここが好き
かなり大雑把ですが、「なぜドスは銃を持たない兵士になったのか」が分かりやすく描かれています。
しかし、ドスの持つ信念に天晴と思いつつも、暴力を否とする信念を持って戦場へ向かう心情が読めず混乱しました。
それでも、戦闘シーンのドキハラは凄まじいものでした。
厳密には戦闘シーンにおける救出シーン…?
なんにせよ実在の人物というから驚きです。
 
平成が戦争のない元号として終わりを迎えようとしています。
元号に生まれる子供たちには、戦争はフィクションだと思ってほしいものです。