POPcorn

ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

キャプテン•マーベル


キャプテン・マーベルを鑑賞しました。
MARVEL史上初、女性が単独主人公ということで、現代の社会構造を支援している感じがします。
シナリオアウトラインは「キャプテン・マーベルが出来るまで。」です。

何を書いてもネタバレになるので、ざっくりとした感想だけしか書けません。
とにかくキャプテン・マーベルは超つええってこと。
そしてこの作品ではキャプテン・マーベル=キャロルの生い立ちから、いかにしてキャプテン・マーベルになったかまで詳しく描かれています。
ストーリー自体もかなり練られていて、ミスリードやどんでん返しもあり楽しませてくれます。

ここは気になる

私はMARVEL作品は基本的に「超人的な力を持った人間」が活躍するお話だと思っていました。
The First Avengerキャプテンアメリカを筆頭に、トニー、ピーター・パーカー等、人間らしさを保ったもまま敵と戦うものだと。
しかし、ハルクやソー、ガーディアンズオブギャラクシー等の人類を完全に超越してしまった存在や宇宙人が出始めたところで状況は変わります。
そして戦う相手も人類の手には負えない宇宙的な存在となっていくのです。
あくまでヒューマンスケールで戦うヒーローたちがMARVELの特徴だと思っていました。
それこそがDCのトップ、スーパーマンとの違いです。
なにが圧倒的に違うかというと「負けるかも知れない」と思うところです。
それでも立ち上がるヒーローたちを見て「頑張れ!!」と思うのです。

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しかし、キャプテン・マーベルはMARVEL版スーパーマンといったところ。
空は飛べるし攻撃は効かないし、もう何でもあり。途中からは「あ、勝てるわ。」と思いながら見るしかありませんでした。
Avengers最大の武器、ハルクなんてもう噛ませ犬程度にしか見えません。
次回作エンドゲームにキャプテン・マーベルが出演するならもうサノスは負けるしかないと思うほど強いんです。
そこだけは気になりました。
いいんですけどね。

何より、強い女性は逞しい、美しい。
間違いなくいい作品なのでぜひ劇場まで足をお運びください!!