シンプルシモン【アスペのスカルスガルド、生きやすい道を探す】
シンプル・シモンを鑑賞しました。
スウェーデンの映画で、原題はI rymden finns inga känslor、スウェーデン語で宇宙には感情がないという意味だそう。
スカルスガルドがITに出たあたりで気になっていたのですが見られる手段がなかなか見つけられず、ずいぶん時間が経ってからの鑑賞となりました。
192cmもある彼がこの役をやるとなかなかの迫力ですね。元々スウェーデン出身だったとは知りませんでした。
いつからか日本でもアスペルガー症候群という言葉は(曲解されている気がしますが)広がり、言葉自体は聞いたことがある方が多いと思います。
人付き合いが苦手とかいう次元には収まらない神経質さや何か一つの物事への執着、コミュニケーション能力に癖がある、等々の症状のある方に診断されます。
ここが好き
不器用ながらも兄のために行動するシモンのブレない兄への愛。
ちょっとした演劇のような世界でストーリーは進みます。
人との意思疎通で齟齬が生まれちゃうのはアスペルガー症候群にかぎった話ではありません。
大なり小なりなんか伝わってないなあ?みたいな気持ちがありながら人は生きているのではないでしょうか。
そんななかでもブレずに軸を突き通すのは大切ですね。
Tsutaya Discusなんか利用してる方はぜひ見てみてください。