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ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

Ford v Ferrari【大衆車メーカー対スポーツカーメーカー】

FORD v FERRARIを鑑賞しました。

フランスの24時間耐久自動車レース<ル・マン>の66年大会にまつわる当時の自動車メーカーの戦いを描いた作品です。

 

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大量ライン製造で名を馳せたフォード、日本でも知らない人は少ないと思います。

私は昔マスタングという車が大好きで、Fordといえばマスタング、というレベルで名前を知っていました。

フェラーリといえばもっと有名ですよね。赤くて平べったくて速くて(うるさい)車です。

フォードはどちらかというと当時は大量生産で安価な大衆車というイメージが強かったようで、次期戦略としてル・マンで優勝しまくってるフェラーリのブランドを買収しようとして、

色々あってバトルするハメになりました。

 

ル・マンはフランスの24時間耐久自動車レース大会

最近はTOYOTAが優勝しまくっています。

速さと耐久が無いと優勝できないこのレースは自動車メーカーにとってもぜひタイトルをモノにしたい筈です。

本作品内では65年大会、66年大会が描かれます。

 

ここが好き
大衆車メーカーの意地をかけた出場、そして決着がつくまでのドラマ。
生粋のレーサーであるケン。ケンの周りで巻き起こる葛藤。
どこまでが史実に基づいているのか判断しかねますが、ル・マンの結果は事実なので、それはリアルだと分かります。
劇中多くの専門用語が飛び交いますが、そんなの分からなくても面白いです。
戦後間もない頃のモノづくりのガッツが感じられるし、いまTOYOTAが優勝してるのを知ったらより面白いです。
こちらを鑑賞したらぜひル・マンの各年優勝メーカーを確認してみてください。