SPIDER-MAN: NO WAY HOME Official tralair【もはやファンメイドの新生スパイダーバース】
SPIDER-MAN: NO WAY HOMEのトレーラーが公開されました。
詳しい内容の分析はいろんな方がしているので、感動だけ綴っておきたいと思います。
スパイダーマンと言えば大きくトビーマグアイヤ版、アンドリューガーフィールド版、そしてトムホランド-MCU版と分けられます。
厳密にはこの3パターンは「かっこよくCG化が可能になった後」の分類ですが、一般的な認識としてスパイダーマンは上記3分類かと思います。
2002 Spider-Man [グリーンゴブリン]
2004 Spider-Man 2[ドックオク]
2007 Spider-Man 3[サンドマン、ヴェノム、ニューゴブリン]
2012 The Amazing Spider-Man[リザード]
2014 The Amazing Spider-Man 2[エレクトロ、グリーンゴブリン]
2017 Spider-Man: Homecoming[バルチャー]
2019 Spider-Man: Far From Home[ミステリオ]
※[]内ヴィラン名
2002年からMARVELファンの心を支え続けているスパイダーマン。
アニメ作品としてSpider-Man: Into the Spider-Verse(2019)も公開。
ポイント<マルチバース>
マルチバースという言葉、最近ではよく聞くので一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
Uni-verse(宇宙)に対してのMulti-verse(多宇宙)はかつてパラレルワールドと呼ばれていた概念とほぼ同義です。
特にフィクションの世界では現在の世界と似通った世界が別次元にあり、頑張れば移動可能、というコンセプトに繋がります。
アニメ作品、Spider-Man: Into the Spider-Verse(2019)はまさに同様のテーマで描かれており、いろんな世界からそれぞれの世界で生まれたスパイダーマンが一つの世界に集合してしまうというお話です。
MCUでの今作までの丁寧な流れ
MUCというかMARVELコミックスはそもそもの概念がエンタメとしてのマルチバースに則っており、本来はマルチな世界をユニで行くファン思いなコミックです。
そんなバックグラウンドがありつつ、AVENGERS Infinity-Warではドクターストレンジが1400万605通りの未来を見るという描写があります。この辺からがっつりマルチバース設定が示唆され、Spider-Man: Far From Homeではマルチバースという単語が登場、実際は嘘でしたがヴィランであるミステリオが「マルチバースから来た」という設定でストーリーが展開します。
そして、2022年にはドクターストレンジの続編、Doctor Strange in the Multiverse of Madnessを公開すると発表
問題のトレーラー
そんなマルチバース示唆を経て今回のトレーラーが公開。
MCUではトレーラーの映像と本編の内容が大きく異なることがあり、トレーラー通りの映画が公開されるとは限りませんが、ファンの心を大きく揺さぶったことには変わりありません。
前作のエンディングの流れを汲んだ映像に続いて緊迫したカットが続いたのち、フレームインしてきたのはスパイダーマンファンなら一目で認識できるパンプキンボム
これはサムライミ版2002年スパイダーマンのヴィランとして登場したグリーンゴブリンの武器です。
しかもデザインが当時のままで、ファンはマルチバースを確信できます。
(Spider-Man(2002))続いて現れたのは見覚えのあるロボットアーム、
今冬公開予定と謳われたこの作品、まだまだティーザートレーラーが公開されていくとは思いますが、現時点で様々な憶測、推理が飛び交っており映画業界にこれまたドカンと衝撃を与えております。
配給会社ソニーピクチャーズはトレーラー公開後24時間での再生回数の新記録、3億5千回が達成されたと公表。
前回の記録はAvengers Endgameの2億9千万回だったそう。大幅な更新。
MARVELは映画界で偉業を成し遂げまくっていますが、今回に関してはもはや制作チームも熱狂的なファンで、こんなご時世もあって人々の夢を叶えたり、勇気を与えたくてこんなすごいプロジェクトを実現しているのではと、熱いものがこみ上げてきます。
今後も続報に期待なのですが、とにかく2021年冬公開、今作は私にとって素晴らしい作品になることがすでに確定しています。
楽しみでしょうがない…っ!!!!