トーキョーとデザインあ展
子どもたちに向けてデザインの基本を伝えるEテレのショートプログラム、「デザインあ」。恥ずかしながら最近までその存在を知らなかった。
第一回「デザインあ展」が2013年2月8日~6月2日にかけて開催されていた。これが結構バズったようだ。
今回の「デザインあ展 in TOKYO」は2018年7月9日から10月18日まで開催される。
そろそろ折り返しといったところだろうか。かなり旬は過ぎている。
自分も少なからず「デザイン」の一旦を仕事として担っており、「デザインあ展」に関しても記事として残しておきたかったという気持ちから遅ればせながらのレビューを決意した。
何が面白いかというと、この「デザインあ展」、子供向け番組のオフライン展覧会なのだが、中高大学生、社会人~の来場者も非常に多い。一つとして、かなりSNS映えする展示ということが挙げられる。
9月3日の段階で#デザインあ展のInstagram投稿は2万件を超えている。
もちろん会場内はちびっこ達の数も圧倒的に多い。会場内展示は多くが体験型となっており、子どもたちは楽しく展示を回っていた。
人気の展示は行列ができ、数分~数十分待たなければならないようなケースもあった。
そして、我先にとスマートフォンのカメラを構える大人たちも大漁だ。関心すべきはその側面だ。
デザインあ展はグッズ展開もスタイリッシュに取り揃えている。私が購入に踏み切ったものはないが、グッズコーナーは人混みでごった返していた。会場周辺には「あT」を着て歩いているちびっこも多数見受けられた。
展示自体は大人がじっくり見て回ると1時間半ほどかかるコースだ。感覚としては「思ったより長い」。小さなお子様と一緒に回ると2倍程の時間がかかるのではないだろうか。しかし、終始退屈せずに回れる展示だ。もちろん「大人でも」である。
概要は以下の通り
【会場】 | 日本科学未来館 | |
【料金】 | 大人(19歳以上) | ¥1,600 |
---|---|---|
中人(小学生~18歳以上) | ¥1,000 | |
小人(3歳~小学生未満) | ¥500 |
チケット購入は並ぶことが多いのでオンラインチケット購入がおすすめ。
チケット購入後、入場の列はさほど長くない。
家族でお出かけにもよし、恋人同士デートでもよし。男だけでも女だけでも楽しめる素晴らしい展覧会だ。
そろそろ人出も少なくなってきた頃だろう。興味のある方はぜひ行って見て体験して欲しい。