JOKER
JOKERを鑑賞しました。
劇場公開時に鑑賞していたのですが、レビューをしていなかったですね。
シナリオアウトラインは「笑っちゃう親切な男、狂う」です。
特にクリストファーノーラン監督のThe DARK NIGHT(2008)でかなりカリスマ的存在に上り詰めたヴィラン界のキングです。
ヒースレジャーが演じたこのジョーカーはメイクアップやファッション、演技力、総合点がもう満点を振り切っていて、映画の内容と共に映画史に残っています。
さらには、不謹慎な話ではありますが、ヒースレジャー本人が映画の公開を待たずして急死し、その原因も相まってレジェンドとなっています。
そんな芸術的なDark Nightから11年。
満を辞してジョーカーの人生に焦点を当てた映画としてこのJOKERがリリースされました。
アメリカでは公開に際してJOKERに触発された若ものが犯罪を起こすのではないかと厳戒態勢を敷きました。
それほどまでにカリスマ、JOKER。
日本も2019年のハロウィンはジョーカーの仮装で溢れていました。
ここが好き
適度にバットマンも絡めたJOKERの生い立ち。
彼がなぜ気の狂った悪役になったのか、なぜ笑っているのか。
そういったことを丁寧に説明した映画です。
Dark Nightに比べるとビビッドな衣装と、トレードマークでもあるピエロのメイクアップ。
優しい青年が少しずつ狂っていく描写。
しかし、賛否もあります。
彼がJOKERになるほどの辛く理不尽なバックグラウンドではないとか。
特に自分の意見を述べようとは思いませんが、
皆さんもご覧になった上でJOKERがJOKERたるストーリーとして納得できるかどうか、
考えてみてください。