X-MEN DARK PHOENIX
X-MEN ダークフェニックスを鑑賞しました。
2011年、ファーストジェネレーションでリブートを切ったX-MENシリーズの最終回ですね。フーチャーアンドパストで過去に戻ったあと、世界線がずれたX-MENとしての完結編です。
マイケル・ファスベンダー演じるマグニートーが好きだったので個人的にはこのシリーズが終わってしまうのは残念です。
ジェームズ・マカヴォイはミスターガラスの影響か、体がバルクアップしすぎて車椅子のキャラクターとしてはミスマッチになっていました。
シナリオアウトラインは「ジーン最強」です。
アポカリプスで登場し、最強さを遺憾無く発揮していたジーンですが、
おなじみのジーン暴走を取り巻くストーリーですね。
ここが好き
バトルシーンの表現がかなり真に迫っていて、見応えがありました。
とくに、途中で出てくる電車のシーンは迫真です。
しかし、今回のCGには賛否があり、人によっては気になるみたいですね。
私はむしろ好きでしたが。
そんなことより気になるのはストーリーラインです。
ジーンを中心にしたシナリオですが、物語に必要なさそうなカットや発言が多々気になり、
最後は無理やり話を終わらせたような、なんというか
作品としてこの2時間を通して伝えたかったことが特になかったように思います。
敵の戦い方やミュータントのあり方にも一貫性がなく、
映画作品としての完成度はかなり低いかと。
ただ、マカヴォイとファスベンダーのタッグの見納めなので、ふたりのファンは必見ですよ!