Laggies
Laggies(邦題:アラサー女子の恋愛事情)を鑑賞しました。
シナリオアウトラインは「大人になりきれない大人、子供に混ざって遊ぶ」です。
キーラ・ナイトレイとサム・ロックウェル、クロエ・モレッツという渋いオールキャストで臨むラブロマンスです。
メーガンとアニカの絡みが愛らしいのと、サムロックウェルがかっこいいのでとりあえず最後まで飽きずに見ていられます。
サムロックウェルは3枚目のことが多いですが、憎めないしダンディだし好きなんですよね。
ここが好き
高校時代の友人たちとの人生観のギャップに悩むメーガンが、何も考えなくても何もかも楽しかった高校時代を生きるアニカに出会い、人生を見つめ直す、とても良いテーマでした。
人生は潮流のようなもので、ふわふわと漂っていたつもりがいつのまにか流れに乗っています。ちょっと方向性が違うなと思っても世間体が方向転換を邪魔します。
メーガンはちょっと極端ですが、大なり小なり人間ならばぶつかる悩みだと思います。
特に20代後半とかに世間体のビッグウェーブが来て、人は大きな選択を迫られます。
急ぐ人、引き返す人、立ち止まる人、そもそも流れに乗っていないと気づく人、
なんだか、自分がメーガンの世代に当てはまっているからか割と刺さるテーマでした。
世間体や社会的通念に悩まされているそこのあなた、
近しい友人とこの作品を見て語ってみてはいかが?
別の人生が見えてくるかも。