Green Book【男ふたりの吊り橋ロードムービー】
Green Bookを鑑賞しました。
まだ人種差別が色濃く残る1962年、黒人ピアニストが特に差別の強い地域でツアーを回る。
その用心棒を任された乱暴男とのロードムービーでした。
事実に基づいたストーリーで、当時の黒人への差別がダイレクトに感じられます。
その中で、演奏されるピアノの美しさや街並みの美しさが際立ちます。
2012
2012を鑑賞しました。
2012年12月21日にマヤ文明の暦が終わる、というのが世界の終わりと噂されていた時の話ですね。
シナリオアウトラインは「2012年に本当に世界が終わる」です。
2012年のマヤ暦終わる問題は言われてみたらあったなあというくらいには覚えています。
実際にはなにも起きませんでしたが、一世を風靡していたのは確かですね。
本作では実際にマヤ暦の終わりに合わせて色々あって人類が危機に陥ります。
地殻変動が起きて陸がなくなるので選ばれし人類をノアの方舟に乗せなきゃなあ、みたいな流れです。
Captain America: The First Avenger
キャプテンアメリカを鑑賞しました。
今更というか、何度も見ている作品を今更。
クリスエヴァンス主演で、MCU作品の要となるキャプテンアメリカ:スティーブロジャースのストーリーです。
シナリオアウトラインは「いい人、最強ソルジャーになる」です。
舞台は第二次大戦中。
スティーブロジャースは虚弱な身体の青年で、それでも国のために戦いたいという思いを持って軍への入隊試験を何度も受けますが、病弱ゆえに合格できません。それでも身分を偽り何度も入隊希望を出しては不合格になります。
その裏で大戦に勝利するため、アメリカでは「スーパーソルジャー計画」が進められていました。軍からひとり、肉体強化血清を投与する兵士を選ばれます。
ある日、たまたまその血清を開発した博士に正義感と愛国精神を見初められ、見事入隊を果たすのです。
無事血清投与の対象者に選ばれ肉体を強化されたスティーブはキャプテンアメリカとしての人生を歩み始めます。
公開当初(2011年)はアクションシーンはあるもののアイアンマンやスパイダーマンに比べると地味な作品だなあという印象でした。
だって、普通よりちょっと丈夫でムキムキなひとが戦争する映画(極端)ですから。
しかし、スティーブは今後MCUシリーズでストーリーの要になっていく人物で、そのルーツが分かる今作はまるでドキュメンタリーを見ているような気持ちで鑑賞できました。
あの有名なキャプテンアメリカは昔こうだった、みたいな。
TENET
TENETを鑑賞しました。
クリスロファーノーラン監督最新作で、「超難解」として話題になっています。
インセプションよろしく新しい映像表現で描く「時間逆行」の物語です。
タイムマシンやタイムリープものは往年の擦られ尽くしたテーマですが、
本作は条件を満たした人物だけ時間に逆行して生きていくことができるという難しい設定です。
簡単に言うと、タイムトラベルは点と点を移動しますが、本作の時間逆行は線の上を折り返して移動していく形で、必然的にその折り返し地点に向かってくる自分を逆再生で見つつ並走することになります。
走れば風が背中にあたり、炎に触れれば凍り、氷に触れれば熱くなる。
こんな設定だけでも混乱しますが、それが巧みに映像編集されており、見事に何がなんだか分からなくなります。
特に時間を順行している人物と逆行している人物が戦う場面が複雑さを極めており、
さらには順行している人が逆行してる武器を持っていたり?!?!という始末。
初見で理解するのは不可能なのではないでしょうか。
プロジェクト・パワー
NETFLIXオリジナル、プロジェクト・パワーを鑑賞しました。
てっきりドラマ作品だと思ったらあまりに長くて映画だと知りました。
シナリオアウトラインは「スーパーパワーガチャでバトル」です。
結構なキャストで描く「スーパーパワーを誰でも薬で得られるようになった世界」です。
カプセル状の装置を飲み込むと5分だけ自分に特有のパワーを得られる(もしくは才能がなかったら爆発して死ぬ)というスーパーパワーガチャを駆使して悪と戦うレヴィット警部と、パワーカプセル開発のモルモットになり、かつ、その影響で授かったずっとスーパーな娘をさらわれたジェイミー、売人少女Aの愉快痛快な物語です。
CGもしっかりしてて見応えがあり、着想も面白いので○です。
MEG
MEGを鑑賞しました。
アメリカと中国の合作で、全体的にパシフィック・リム感のある仕上がりです。
ジェイソンステイサム主演で、ヒロインの中国人との謎のロマンスを織り交ぜられています。
シナリオアウトラインは「メガロドンを捕まえたい」です。
ジョーズ以外のサメ映画が最高級の仕上がりになることは今後無いような気もしますが
今作もなんとも不必要な要素が入っているせいかB級娯楽映画にとどまっています。
CGだけはハリウッド級なので、でっかいリアルなサメを見たい方はぜひ。
古代に生息していたすっごくでかいサメで、
20m近くあったと推定されているようです。
実際は歯が見つかって、相対的にサイズ予想してるみたいですね。
私は海は見るのは好きなのですが、入って泳ぐのは得意ではなく、
ただでさえクラゲとか海蛇とかいるのに、こんなのがいたとか、もしかしたら今もいるとか考えたら海水浴はできませんね。
世の中にサメ映画好きの皆さんは見るべき一品です。
夏もそろそろ終わりですね。
ぜひ。
Once Upon a Time in Hollywood
Once upon a time in Holliwoodを鑑賞しました。
この作品での演技でブラピが2019年の助演男優賞を獲得しました。
私は全くの予備知識なしで鑑賞してしまったのですが、
ヒッピーとマンソンによって引き起こされたシャロン・テートの事件を知らない場合、
事件に関することだけお勉強してから見たほうが確実に楽しめます。
物語の大部分は落ちぶれたハリウッド俳優とそのスタントダブルの関係性を描くのに費やされています。
セルジオ・レオーネ監督のOnce upon a time in Amrticaからタイトルをもじったと言われているOnce upon a time 〜から分かるように、上記の事件を元にしたファンタジーで、
実在のシャロンテートと実在しないこの2人を軸にしたお話です。
シナリオアウトラインは「なかよしコンビが歴史を変える!」です。