POPcorn

ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

iPad Air (第3世代)

f:id:tbgon0:20200627111655j:plain

このコロナ渦で完全リモートワークに移行した私は基本的にはMacBook Proを使用しています。

合わせて2018年に買ったApple Pencilに初めて対応した廉価iPad(第6世代)を活用していました。

iPadOSのリリースとともにiPadの見え方もだいぶ変わってきた昨今ですが、そんなリモートワークの最中、タンブラーに並々と注いだお茶を誤ってキーボードに溢してしまいました。

いつもはPCスタンドの上に置いているので、溢したとしてもテーブルが濡れるだけだったはずなのですが、その日は運悪くテーブルに直置きしている上にモロに洪水…。

咄嗟の判断でキーボード上の水分を拭き取り、モニターを開いたままキーボード面を下向きにに、内部への浸水を防ぎながら浴室乾燥へ。

その後調べてみると内部の水分が完全に蒸発するまでは電源をつけるとショートしてMacBookがお陀仏する可能性があるとの記事をたくさん読みました。

この事件から私の「iPadリモートワーク生活」が始まりました。

幸いMagic KeyboardとMagic Mouseを所持しており、すぐiPadにペアリングし作業を再開しました。

すると…

iPadのここが好き

iPadOSのクオリティが思ったよりいい!!!

ブラウザビューをデフォルトにしたSafariのおかげでブラウザ上の作業は全く何の苦もなくできる!

iPadOSのマウスのシュポンッって感じ可愛い!(吸い付く時のアニメーション)。

しかもMacBookと違って軽いし、テレカン中に部屋を移動したりするのも楽、パフォーマンス的にも全く遜色ない。

 

そもそも、最近は大学生もSurfaceiPadだけでキャンパスライフを楽しんでるらしいじゃないですか。

確かに日常的に利用するにあたってMacBookはハイスペックすぎる感はありました。その分ストレスは少ないですが。

そして私自身、大学生のころに親からMacBookを買い与えられ、Appleの世界に飛び込んだものの、初めて自分で買ったデバイスiPadでした。

それだけ日常生活で使うデバイスとしてのタブレットを評価しており、このMacBook洪水事件でその評価がより高まることになったのです。

 

iPad(第6世代)のここがきになる

先述の通りMagic KeyboardとMagic Mouseを接続して快適に利用していたのですが、キーボードを置いて本体だけ持ち運んだ後に文字を入力しようとした時、もちろんキーボードが表示されず、つまり文字が入力できず、かなりストレスを感じました。

 

このストレスを脱し、より良いiPadライフを目指し、iPad(第7世代)を検討したわけです。

iPad(第7世代)はスマートコネクタに対応しSmart Keyboardが利用可能になっている、かつ第6世代よりも安いという第6世代ユーザーとしては腑におちないスペック。

 

ここで迷ってしまいました。

現状のiPad環境でも一応快適に仕事はできている、果たして買う理由があるのか…?

そこで発見してしまったのがiPad Air (第3世代)です。

同じようにスマートコネクタに対応しており、且つ、フルラミネーションディスプレイ、True Toneにも対応、画面も大きい。

それに気づいてしまった数秒後、私は購入ボタンを押していました。

 

iPad Air(第3世代)概要

f:id:tbgon0:20200627114002j:plain

左のピンクがiPad(第6世代)、右の黒がiPad Air(第3世代)です。

9.7インチ、10.5インチと画面サイズに絶妙に差があるので一回り大きいですね。

しかし、カバーを閉じた状態だと差はほとんど感じません。

ちなみに、Smart Keyboardを装着したiPad AirはさすがにカバーだけのiPadよりは多少重く感じます。

iPad Air(第3世代)反射防止コーティング

f:id:tbgon0:20200627114313j:plain

こちらがカバーを開けた様子ですね。

色が違うので画面サイズの違いが分かりませんが、別の角度から反射防止コーティングの様子を見てみましょう。

f:id:tbgon0:20200627122449j:plain

写真に収めてしまうと分かりにくいですが、シーリングライトの鏡像が少し暗くなっているのがわかるでしょうか?

利用しているともっとこの恩恵を感じられます。

 

iPad Air(第3世代)フルラミネーションディスプレイ

f:id:tbgon0:20200627122847j:plain

フルラミネーションディスプレイとは液晶パネルとカバーガラスを圧着させるテクのことで、上記画像を見てわかるように(分かりますか?)iPadで最も効力を発揮するのはApple Pencil利用時です。
ペン先と線が表示される場所がiPad(第6世代)だと少し離れていますが、iPad Airはほとんどその視差は感じられません。
しばしば絵を描くこともあるので嬉しい仕様です。

 

Smart Keyboard

 

f:id:tbgon0:20200627123431j:plain

私はこのSmart Keyboardが大好きです。

使い始めたのここ最近ですが、2018年のiPad ProのCMが出てからずっと使ってみたかったデバイスです。

リリース当初はイラッとするCMとして話題に上がりましたが、覚えていますか?

見た目はSmart Coverと同じなのですが、実はキーボード部が折り込まれていて、キーボード以外のパネルを三角にし、以下のような形でキーボードを展開します。

f:id:tbgon0:20200627111655j:plain

この仕組みが非常にクールで、このキーボード上部の溝に本体を沿わせるとキーボードを認識します。

つまりペアリングが不要で折りたためば認識が消えるので画面上に仮想キーボードが現れます。

これこれ!これが欲しかったの!

 

Smart Coverを装着したiPadと比較するとこんな感じ。

f:id:tbgon0:20200627124407j:plain

キーボードを展開した状態とSmart Coverを立てた状態がほぼ同じ角度ですね。

f:id:tbgon0:20200627125013j:plain

キーボードを収納して立てた状態だとSmart Coverよりも背筋が伸びたようになります。

これも人によっては好き嫌いがあるかと思いますが、私はこうして立てるときは炬燵に入って動画を見たりしていることが多く、もう少し立ってたら良かったと思っていたので、高得点です。

f:id:tbgon0:20200627125431j:plain

この時、キーボードが少し三角からはみ出てしまっていますが、これも好き嫌いが分かれますかね?この状態で本体を掴んで持ち運ぼうとするとキーを押してしまいます。
この形でトラックパッドもついたSmart Keyboardがリリースされると嬉しいです。
 
画面比較

f:id:tbgon0:20200627125748j:plain

iPad AirはTrue Toneに対応していますが、横に並べるとディスプレイの表示の違いに気がつきます。

しかし、単品ではほぼ分からない差なので、気にする人は気にしますが、私は並べるまで気づかなかったのでそう大きな特徴ではないかもしれません。
 

 

iPadという令和の選択肢
iPadOSが出てからiPadの可能性が大きく広がり、もはやラップトップは不要か?という時代が来ています。
私自身メインで使うのはiPad、なぜならその理由は以下大きく二つ。
❶軽い
❷タッチ操作
ここが圧倒的にMacBookでは勝てない部分で、日常的に利用するという点ではパフォーマンス性能等を蹴散らしてiPadを1位に押し上げてしまいます。
そしてこのSmart Keyboardが文字入力というiPadの小さな弱点を克服してくれます。
 
iPadの弱点を挙げるとすると以下大きく一つ。
Adobeソフトが使えない
私はIllustratorPhotoshopを比較的頻繁に使うのですが、これに対応していないのが結構痛い弱点です。
しかし、「いつか対応する」とAdobeが宣言しているので、長い目で見るとこの心配は杞憂かも知れません。
 
皆さんもMacBookという高価な選択肢からiPadという令和に沿った選択肢にシフトチェンジしてみませんか?
iPad Air (第3世代)、Stay HOME週間という意味でも、日常用途・エンタメ用途に特化していて今一番買うべきApple製品だとイチオシ出来ます。
是非に!

 

P.S.

Mac Book Proは復帰しました。