iPad Air (第3世代)
このコロナ渦で完全リモートワークに移行した私は基本的にはMacBook Proを使用しています。
合わせて2018年に買ったApple Pencilに初めて対応した廉価iPad(第6世代)を活用していました。
iPadOSのリリースとともにiPadの見え方もだいぶ変わってきた昨今ですが、そんなリモートワークの最中、タンブラーに並々と注いだお茶を誤ってキーボードに溢してしまいました。
いつもはPCスタンドの上に置いているので、溢したとしてもテーブルが濡れるだけだったはずなのですが、その日は運悪くテーブルに直置きしている上にモロに洪水…。
咄嗟の判断でキーボード上の水分を拭き取り、モニターを開いたままキーボード面を下向きにに、内部への浸水を防ぎながら浴室乾燥へ。
その後調べてみると内部の水分が完全に蒸発するまでは電源をつけるとショートしてMacBookがお陀仏する可能性があるとの記事をたくさん読みました。
この事件から私の「iPadリモートワーク生活」が始まりました。
幸いMagic KeyboardとMagic Mouseを所持しており、すぐiPadにペアリングし作業を再開しました。
すると…
iPadOSのクオリティが思ったよりいい!!!
ブラウザビューをデフォルトにしたSafariのおかげでブラウザ上の作業は全く何の苦もなくできる!
iPadOSのマウスのシュポンッって感じ可愛い!(吸い付く時のアニメーション)。
しかもMacBookと違って軽いし、テレカン中に部屋を移動したりするのも楽、パフォーマンス的にも全く遜色ない。
そもそも、最近は大学生もSurfaceやiPadだけでキャンパスライフを楽しんでるらしいじゃないですか。
確かに日常的に利用するにあたってMacBookはハイスペックすぎる感はありました。その分ストレスは少ないですが。
そして私自身、大学生のころに親からMacBookを買い与えられ、Appleの世界に飛び込んだものの、初めて自分で買ったデバイスはiPadでした。
それだけ日常生活で使うデバイスとしてのタブレットを評価しており、このMacBook洪水事件でその評価がより高まることになったのです。
先述の通りMagic KeyboardとMagic Mouseを接続して快適に利用していたのですが、キーボードを置いて本体だけ持ち運んだ後に文字を入力しようとした時、もちろんキーボードが表示されず、つまり文字が入力できず、かなりストレスを感じました。
このストレスを脱し、より良いiPadライフを目指し、iPad(第7世代)を検討したわけです。
iPad(第7世代)はスマートコネクタに対応しSmart Keyboardが利用可能になっている、かつ第6世代よりも安いという第6世代ユーザーとしては腑におちないスペック。
ここで迷ってしまいました。
現状のiPad環境でも一応快適に仕事はできている、果たして買う理由があるのか…?
そこで発見してしまったのがiPad Air (第3世代)です。
同じようにスマートコネクタに対応しており、且つ、フルラミネーションディスプレイ、True Toneにも対応、画面も大きい。
それに気づいてしまった数秒後、私は購入ボタンを押していました。
左のピンクがiPad(第6世代)、右の黒がiPad Air(第3世代)です。
9.7インチ、10.5インチと画面サイズに絶妙に差があるので一回り大きいですね。
しかし、カバーを閉じた状態だと差はほとんど感じません。
ちなみに、Smart Keyboardを装着したiPad AirはさすがにカバーだけのiPadよりは多少重く感じます。
こちらがカバーを開けた様子ですね。
色が違うので画面サイズの違いが分かりませんが、別の角度から反射防止コーティングの様子を見てみましょう。
写真に収めてしまうと分かりにくいですが、シーリングライトの鏡像が少し暗くなっているのがわかるでしょうか?
利用しているともっとこの恩恵を感じられます。
私はこのSmart Keyboardが大好きです。
使い始めたのここ最近ですが、2018年のiPad ProのCMが出てからずっと使ってみたかったデバイスです。
リリース当初はイラッとするCMとして話題に上がりましたが、覚えていますか?
見た目はSmart Coverと同じなのですが、実はキーボード部が折り込まれていて、キーボード以外のパネルを三角にし、以下のような形でキーボードを展開します。
この仕組みが非常にクールで、このキーボード上部の溝に本体を沿わせるとキーボードを認識します。
つまりペアリングが不要で折りたためば認識が消えるので画面上に仮想キーボードが現れます。
これこれ!これが欲しかったの!
Smart Coverを装着したiPadと比較するとこんな感じ。
キーボードを展開した状態とSmart Coverを立てた状態がほぼ同じ角度ですね。
キーボードを収納して立てた状態だとSmart Coverよりも背筋が伸びたようになります。
これも人によっては好き嫌いがあるかと思いますが、私はこうして立てるときは炬燵に入って動画を見たりしていることが多く、もう少し立ってたら良かったと思っていたので、高得点です。
iPad AirはTrue Toneに対応していますが、横に並べるとディスプレイの表示の違いに気がつきます。
しかし、単品ではほぼ分からない差なので、気にする人は気にしますが、私は並べるまで気づかなかったのでそう大きな特徴ではないかもしれません。
P.S.
Mac Book Proは復帰しました。