ミッション:インポッシブル/フォールアウト
ミッション:インポッシブル/フォールアウトを鑑賞しました。
新作が公開されるたびにトムクルーズは今何歳なんだろうと検索しますが、2018年現在56歳とのことです。
シナリオアウトラインは言うまでもありませんね。「トム、世界を救う」です。
MIシリーズも6作目となりますが、今回の共演者はヘンリー・カヴィルです。
言わずと知れたパンツなしスーパーマンでおなじみですね。
今回はむやみやたらと脱いだりするシーンはありませんが、かっこいいアクションを決めています。
トムの方も相変わらず撮影中に命を落とすんじゃないかというスタントをこなしています。大事には至っていないようですが、撮影中に骨折してし待ったようですね。
監督が前回から続投したことでストーリーがかなり繋がっています。さながら2部作といった感じです。
個人的にはジェレミー・レナーが降板してしまったことが残念ですが、ヘンリー・カヴィルの起用には歓喜でした。
特に、今作は大きなストーリーの中で話がまとまっているような気がします。
シリーズ物としての「おなじみ」もだいぶ増えてきて鑑賞が楽しいです。
しかし、「意外な展開」がないといえばそれも事実です。
安心して見られますが、ドキッとする展開が欲しいものです。
主要キャラクターが半数チリになったアヴェンジャーズを見習って欲しいものです。
トムクルーズは一体何歳までイーサン役をやり続けるつもりでしょうか。
いつアクション俳優ができなくなるかも分からないので、どしどしと続編を作って欲しいですね…。
全国のトムクルーズファンのみなさま!ぜひ。
スノーデン
スノーデンを鑑賞しました。
こうしてブログを書いているのすら怖くなる作品ですね。
シナリオアウトラインは 「スパイ僕、人生をかけて大暴露!」です。
事実に基づいたフィクションという立て付けですが、わかりやすくまとめてあるだけで、ほぼ事実に近いようです。
アメリカ政府による常識を超えた情報収集を告発した男の物語で、私の大好きなジョセフ・ゴードン=レヴィットが主人公を演じています。
電話はもちろん、メール、Google等の検索サービス、SNS、あらゆる個人情報やオンラインでの活動はほとんどアメリカ政府により軍事的に監視されており、その現状に疑問を抱いたスノーデンは告発を決意します。
映画としてもわかりやすくまとめられています。
来る
来るを鑑賞しました。
東宝がガチで挑んだ全く新しいジャパホラ!!です。
個人的にはかなり満足だしかなり怖かったです。
最近のジャパホラはバイオハザード化しており、日本独特の陰湿な恐怖から遠ざかっていたように思います。CGのクオリティの低さが滑稽さに拍車をかけ、もはやコメディのようになっていました。
しかし、今作は真新しい見せ方をたくさん採用しており、いろんなホラーのハイブリットのように仕上がっています!
映画は3段構成になっており、それぞれ別の登場人物の主観で進んでいきます。
日本古来の霊的バックグラウンド、現代社会情勢、最新型のクライマックスといった感じでそれぞれの段落に特徴があり、わくわくしながら観られるし、展開が予測出来なくて面白いです。
その分怖さもお墨付きです。
LOOP/ループ-時に囚われた男-
LOOP/ループ-時に囚われた男-(原題:HUROK)を鑑賞しました。
始まってから英語じゃない!!って気が付きました。メルシーとか言ってるからフランス語かなぁと思っていたらハンガリー映画でハンガリー語なのですね。
ふらっと観始めた映画でしたがなんとも息をのむ作品でした。
シナリオアウトラインは「麻薬売人の俺、謎のタイムループから出たい!」です。
気持ちとしては超ダークなバックトゥザフューチャーを見ている気分でした。
私はこの映画を理解しきることが出来なかったため、鑑賞後に片っ端からネタバレレビューを読みましたが、結構酷評の嵐ですね。
しかし、好きな人は好きで何度も見返してループの謎を見極めてやろう!というレビューも見かけました。
バックトゥザフーチャーやオールユーニードイズキルと比較されてのレビューが多いですが、「なぜループするか」に全く焦点を当てていないので、謎が謎のまま終わります。加えてダークな世界観とダークなストーリーですっきりしない方が多いのではないでしょうか。
観る前から「超難解」という情報を得ていたので、かなり前のめりに見ました。
批判的な感想が多いですが、映画自体はとても作りこまれていて好感が持てました。
しかし、かなり矛盾が多く、タイムループ作品を作るにしては配慮が足りないかなとは思います。
ザ・ウォーク
ザ・ウォークを鑑賞した。
嘘みたいな本当の話です。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で実在した綱渡り師フィリップ・プティの人生を描いた作品です。
シナリオアウトラインは「ワールドトレードセンターで綱渡りする!」です。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット大好きなので私得な映画でした。プレイボーイから刑事、病人、様々な役を演じ切る彼ですが、今回は劇中でフランス語をぺらぺらと喋っていました。そっちの血が流れているのか調べてもわかりませんでしたが、なんでもできますね、惚れます。
ストーリーはフィクションかと思うほどよくできており、綱渡りに人生をかけるという着眼点からして、さながらファンタジー作品のような仕上がりです。
それでも本当の本当に実在した人物の話というから驚きです。
フィリップの活躍をドキュメンタリーとしてまとめたマン・オン・ワイヤーという作品もあります。
マン・オン・ワイヤー スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
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彼がツインタワー間を綱渡りしている 写真はたくさん見つかるのですが、映像は見つかりません。
なんでも、警官が駆け付けたタイミングで撮影をストップさせられたらしく、映像資料は残っていないとのことです。
しかし、確認できる写真から推察するに、かなり忠実に再現された映画だと思われます。
フィリップの生き方は奇妙すぎます。
綱渡りに魅せられる気持ちもわからないし、ワールドトレードセンターで綱渡りをしてやろう!という心理も理解不明です。
しかし、この作品を通して彼の芸術、そして美学が強く理解できます。
命を懸けて空を歩くという芸術を達成するためだけに生きたフィリップ。
ワールドトレードセンターの存在価値を塗り替えたフィリップ。
ぼんやりと見始めた映画でしたがかなり感動しました。
インクレディブル・ファミリー
インクレディブル・ファミリー(原題:Incredibles 2)を鑑賞した。
スーパーヒーロー物、ピクサー物が好きな私ですが、前作も例外にもれず好きでした。
今作は作品の裏にオマージュや社会問題風刺を感じるストーリーでした。
まず、今作は男女協働みたいなのを分かりやすくテーマにしています。
前作の邦題は「Mr.インクレディブル(2004)」今作は「インクレディブル・ファミリー」。原題はThe Incredibles→ Incredibles 2。邦題だとタイトルにもそれが読み取れる気がします。
今回のメインは母親ヘレンです。前作と同じく、ヒーロー活動をやりたがっているのは父親のロバートですが、今回は訳あって父親は家でジャック=ジャックのベビーシッター。
家の外で体を張って働く母親、家で家事に育児に奮闘する父親。これからはこういうのもありだよ、っていうのを子供達に刷り込みたい感じが隠せません。
今回の舞台は前回の戦いから3ヵ月後という設定ですが、キャラクターたちそれぞれに変化があります。子供達は少しだけ成長しています。
見比べないとわからないくらいの変化ですが、こういったところに気を使っているのは好感が持てますね。
また、今回はミスター・ファンタスティック的母親が奮闘しますが、その描写がスパイダーマンそっくりなので、どことなくオマージュと捉えられても無理はないかもしれません。
非常にテンポがいいです。
それぞれのキャラクターも立ってるし、パワーも棲み分けができており、それぞれを駆使してストーリー、戦闘シーンが描かれています。かなりポップにお話が進み、観やすいです。
しかし、今回は母にフィーチャーしすぎており、前回ほどそれぞれのキャラクターの意識や葛藤みたいなものは描けていません。
しかし、単にエンターテインメント作品として観ると完成度は100です!
そしてジャック=ジャックが可愛い。
前作を観た方はもちろん、お子さんがいる方、ヒーロー物が好きな方、ぜひに!
エイリアン:コヴェナント
エイリアン:コヴェナントを鑑賞した。
知らずに観たのですが、「プロメテウス」の続編なのですね。
エイリアンシリーズの単独スピンオフみたいな気持ちで見ようとしている方は注意して下さい!
かつ、プロメテウスとかなり密接にお話が絡み合っているので、???となってしまいました。
アンドロイドのデイヴィッド役としてマイケル・ファスベンダーが出演しています。
好きなんですよね。彼はマグニートー役やスティーブジョブズ役も演じていますね。
ヒロイン役として出演しているキャサリン・ウォーターストンはマイケルと一緒にスティーブ・ジョブズに出演していました。
こういった宇宙モノで宇宙飛行士になっているメンバーには結構早まった輩がいます。
宇宙飛行士にしては頭が悪そうというか、考えが浅はかというか…。
そういった愉快な仲間たちとともに一行は危機に瀕して行きます。