シンクロナイズド・モンスター
シンクロナイズド・モンスター(原題: Colossal)を鑑賞しました。
はい!!B級映画です!!!
colossalとは「巨大な」という形容詞です。
予告編で妙に惹かれて見て見ましたが、よく見たらヒロインがアンハサウェイじゃないですか。
B級なのか…?A級なのか…?と訝しみながら鑑賞する作品です。
シナリオアウトラインは「巨大モンスター、私とシンクロしてる」です。
もう、それ以上でもそれ以下でもない映画なのですが、この超絶意味不明な状況を軸にして時系列的にも物理的にも色々な側面から人間模様を描きます。
個人的にはとても好きです。
まず、アンハサウェイは可愛い。
鑑賞しながら、この映画は何を発端として、何を目指して進行しているのだろう…と不思議だったのですが、最後はなんとなくうまい具合にまとめてくれます。
中盤からなにやら怪しげな雰囲気を漂わせ始めるのですが、まさか…ね。
ちなみに、かなりゴジラを感じるこの映画ですが、かなりゴジラを意識して作っていたらしいです。
そうなんです、見終わるとゴジラ感のわりに「意味不明な宇宙人的モンスターは…なぜそれにした?」と、「なぜソウル…?」というはてなが浮かびます。
シナリオ段階でゴジラを意識しすぎて東宝から指導が入り、「形を一見してゴジラとは
違うものにすること」と「東京を舞台にしないこと」が条件になったそうですね(ぼんやりとしたリサーチ)。
ちょっとだけパシフィック・リムも感じます。
ポップでコメディな作品かと思いきやダークな展開もあり、なんとも消化不良を起こします。しかし、単純に謎が多くて面白い作品です。
友達とああだこうだ言いながら見るのが得策かと思われます。
小学生の時に何を考えているのか全くわからない謎の友達がいたそこのあなた!
ぜひこの映画をみて思いを馳せて見てください。