POPcorn

ネタバレなしで作品の良さを伝えます。

アリータ:バトル・エンジェル

アリータ:バトル・エンジェルを鑑賞しました。

BTSの映像を見て、モーションキャプチャによるアリータ実体化の技術を見て、思わず見たくなってしまいました。

 

なぜその手法で映像化した、という気持ちは拭い去れませんが、いい作品でした。

時にCGに、時に本当に実在する物のように見えました。

今までサイボーグというとターミネーターシュワちゃんを筆頭に男性のイメージが強く、ゴツゴツしてメカメカしているという印象があります。

この映像化で女性の繊細さを反映したサイボーグのようなものを見て、新鮮な感じがしました。

アリータ役のローサ・サラザールメイズ・ランナーシリーズに出ていましたね。

シナリオアウトラインは「メカ少女、つよい」です。

 

ここが好き
内容云々は置いておいて、映像美とアリータの強さですね。
ただ、原作を知らないので強くは言えませんが、アリータがかなり人間寄りの思想なのはなぜだろうと最後まで思ってしまいました。
その中で人間とサイボーグの関係性やヒューゴの仕事とアリータの心情など、SF議論が白熱思想な作品です。
 
ストーリーとしてまとまっているかどうかはさておき、なんだか映像描写の新しい側面を見た気がしました。
ぜひに。
 

Aloha

Alohaを鑑賞しました。

最近ブラッドリークーパー出演作品にハマっていて、なかでもこの作品は特によかったです。

 

名優揃いで、彼はもちろん、エマストーン、また、レイチェル・マクアダムスの娘役として出演しているダニエル・ローズ・ラッセルが遺憾無く才能を発揮しています。

ストーリーはとってもいい!!というほどではありませんが、場面場面の名優たちの演技に心動かされます。

シナリオアウトラインは「宇宙少年、スピリチュアル女子とハワイで…!」です。

 

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ダニエルちゃんはワンダー君は太陽にも出演していましたね。

出世作がたくさんです。

 

ここが好き
ちょっとベタベタですが、それぞれの演技でカバーされているギリギリの作品です。
最後まで「ベタベタだなー」と思って見ていましたが、最後の最後でいい印象を与えてくれました。
期待せずに最後まで見て欲しい作品です。
でも、おかげさまでまた見たいと思わせてくれたので文句なしです。
 
ラノベみたいな展開です。
抵抗のない方、ぜひ。

世界にひとつのプレイブック

原題:Silver Linings Playbook

世界にひとつのプレイブックを鑑賞しました。

こんなにも題名から内容が想像できないこともなかったですね。

ブラッドリークーパー演じる主人公パッドとジェニファーローレンス演じるヒロインティファニーのドタバタながらまっすぐな駆け引きがなんともたまらない作品でした。

 

久々にとても素敵な作品に出会いました!

登場人物たちが全員魅力的で、特にロバートデニーロ演じるパッドの父親は最高でしたね。

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ここが好き
とにかくテンポがよくて、あれやこれやとストーリーが展開し、気づけばクライマックスでした。
コメディ要素がかなり強く、しかし内容はシリアスであり恋愛でもあるという、なんとも具沢山な作品です。
 
人によっては結末がありきたりだと思ってしまうかもしれませんが、
言いたいことをはっきり言えない日本人としては見習いたい部分がたくさんある映画でした。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズを鑑賞しました。

前作が公開されたのは5年も前ですね。

モンスターバースとしてキングコング:髑髏島の巨神世界線を同一にしています。

キングコングゴジラとの決闘が予感させられていましたが、今回はまだですね。

まさかゴジラだけの作品をもう一作挟むとは思いませんでした。

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このシリーズはかなりゴジラ愛に溢れていると思います。

かつ、パシフィック・リムのようにおかしな日本フィーチャーをしないので安心して鑑賞できます。

そして、やはりCG技術が日本とは比にならないほど高いので、シンゴジラでは感じられなかった「ゴジラが実際に存在したらこんな感じかなあ」があります。

ここがきになる
この作品、必要だった?感が否めません。
映像は迫力満点だし、ゴジラ可愛いし、文句はありません!ひとつの作品としては文句ないのですが、ゴジラキングコングの流れの中にこの作品はいまいち必要じゃなかった気もします。
ゴジラ実在する!他のモンスターもいる!でもゴジラ強い!以外の内容はないので、はっきり言ってしまえば前作で伝えたいことは全て伝わっていたと思います。
 
というのを抜きにすれば大迫力で質の高い作品です。
ゴジラ好きはみて損はないかと思われます!
おなじみのキャラクターたちもリアルな質感で再現されています!
リアル感に関してはポケモンの数倍上です。
 
とにかくゴジラvsキングコングが楽しみです。
 

名探偵ピカチュウ

名探偵ピカチュウ(原題:Detective Pikachu)を鑑賞しました。

日本発のコンテンツでも随一の強さを誇るポケモン

そんなポケモンがついに実写化しました。

 

ハリウッドといえば、数々の日本漫画アニメ作品を実写化してはダイブーイングを受けていますが(伝説の実写版ドラゴンボールはもう10年も前の作品ですね)、今回はかなり大盛況のようです。

 

それぞれのポケモンの実写化のクオリティを議論し始めるとキリがないので、主人公であるピカチュウに論点を絞ります。

イラストだと直線でしか描かれないピカチュウ、今作の実写化でモッフモフになっています。

たしかに、ネズミなので毛に覆われているべきですよね。

ほぼぬいぐるみみたいなビジュアルになったピカチュウは実写化、成功でしょう!!

 

目のサイズ感や耳の機能性などはさておき、とりあえずあのイラストのピカチュウにモデルとなる生き物がいたらこんな感じだろうなというのは頷けます。

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しいて言えば、ピカチュウの赤いほっぺに電極を貼り付けるシーンなんかありますが、赤く毛が生えているということは、どうなるんでしょう。どうでもいいか!

ストーリーは、まあ…。俳優の演技もまあ…。

せっかくポケモンを実写化するのならもうちょっと頑張っても良かったんじゃないかなって感じですかね。

 

ここが好き
だんだん慣れてくるポケモンの質感。
はじめにたくさんポケモンが出てくるシーンではCG感を払拭できなかったのですが、ラストのあたりではだいぶ慣れてきます。
でも、ちょっとイラストを意識しすぎですかね。
私たちが犬の絵を描くときにかなりデフォルメするように、他のポケモンもそれに準じたモデルの生き物があったと思って実写化をしたほうが良かったのではないかなと思います。
今作はストーリーがどうとかではなく、ポケモンがいかに活き活きと動いているか、それに尽きるかと。
ただ、ピカチュウだけはもうイラストのツルツルピカチュウでは物足りなくなります!
絵にしか見えなくなります。
 
他のポケモン達のクオリティもぜひその目で確かめてください!
ちなみに私は金銀世代です。
ポケモン万歳!!!!

 

万引き家族

万引き家族を鑑賞しました。

さあ、そこのあなた。

洋画コメディ好きですか?

私は好きです。そんなんばっか見てます。

よって万引き家族は複雑すぎて内容がわかりませんでした。

邦画ってどうしてこうじっとりした感じになっちゃうんでしょうか。

シナリオアウトラインは「万引きで生計を立てる家族、子供も攫う」です。

 

昭和日本ではいわゆるサザエさん型の大所帯の家族がステレオタイプでした。

しかし、核家族化が進み、未婚率が高まり、LGBTも受け入れられ始め、家族の形は大きく変わろうとしています。

万引き家族もその一つで、一つ屋根の下、一緒に過ごす家族ですが、血縁関係はほとんどありません。

 

いや、そういうことを伝えたいのかはわかりませんが、私なりの解釈です。

万引きをフィーチャーしていた意味もわかりません。

私はシンプルな人間なので、ちょっと理解が追いつきませんでした。

 

ここがきになる
全体的にじめじめしてて暗いし、役者さんたちも美男美女という訳ではありません。
時々松岡茉優ちゃんで目の保養をしながら見る映画です。
それでいてテーマも重いし、フィルターも暗い。
好みの問題ですが、苦手なんですよね、こういう映画は。
見ても元気にならないというか。
 
ということで、私と趣味の合う人はあまり好きじゃないんじゃないかな。
人に見せようとは思わないし、人と見ようとも思いませんな。
 
しかし、名作として名高いので、見ておいて損はないかと!

Bad Teacher

Bad Teacherを鑑賞しました。

ストーリーは置いておいて、痛快なコメディ作品です。

内容に突っ込み始めたらキリがないのでやめましょう。

シナリオアウトラインは「アウトロー女教師、はちゃめちゃ」です。

特に何を目指してストーリーが進むとかでもないので、見終わった達成感等はないですが、

素直に映画の作り方がうまいのか、とても楽しい作品でした。

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さすがにキャメロンディアスにも年を感じますが、セクシーです。

はちゃめちゃな先生役も合っています。

冒頭から結末まで特にストーリーらしいストーリーもなく、彼女のドタバタハチャメチャを楽しむための映画です。

ここが好き
とにかく痛快!内容はないけど面白い!
たまにこういう何も考えずに見られるコメディを見るっていうのは精神衛生上いいですね。
これぞコメディという感じです。
金曜の夜に友人とスナックをつまみながら見るのに御誂え向きです。
 
彼女のように自由に生きたいものですね。
日本社会の闇に疲れたそこの新入社員!
これでも見て元気出せ!