ブルックリン
BROOKLYNを鑑賞しました。
MARVEL好きならキャプテンの故郷で認知しているのではないでしょうか。ブルックリン。ニューヨーク内の地名ですね。
50年代のイギリスとアメリカを舞台にした作品で、2016年に撮られたとは思えない世界観で物語が進みます。
イギリスの田舎娘のヒロインが一念発起してアメリカに行きます。距離感は違えど状況みたいな気持ちですかね?今とは違って飛行機なんかも身近じゃなかったようで、船で行き、滅多に帰れないような渡米です。覚悟の大きさなんかも違うかもしれませんね。
ツテでデパートで働き始めるヒロインですが、初めは馴染めずホームシックなんかでくよくよしたりするものの、次第に垢抜けて行き、最後には立派なシティガールとして故郷に凱旋したりします。
ここが好き
シアーシャ・ローナン演じるヒロインのあどけなさと美しさの混在がなんとも繊細に映像化しています。
素敵な英国訛りの英語とともにおしゃれな世界観にすぐに引き込まれます。
シナリオは非常に大味ですが、それすらなんだかイギリスらしさを感じます。
なんとも落ち着いた映画なので、土曜の夕方なんかにいかがでしょうか。
シナリオアウトラインは「田舎娘、垢抜ける」。